履歴書、パスポート、運転免許、マイナンバーカードなど、頻繁には必要にならない証明写真。
それが故に、証明写真取れる機械がある場所を探すのも一苦労、だったのはもう昔の話。
証明写真は、スマホさえあれば、セブンイレブンでたったの40円で出力できてしまいます!
最初は操作に戸惑うこともあるので、この記事では画像つきでセブンイレブンで証明写真を印刷するまでの手順を画像つきで分かりやすく説明していきます。
INDEX
1.セブンイレブンのマルチコピー機を使った証明写真印刷方法のメリット
1-1.とにかく安い
スーパーやホームセンターにある証明写真機は機種によりますが、1回600円〜1,000円が相場のようです。複数枚写真が必要な場合、かなり大きな額になってきます。1回40円は破格ですね!
1-2.24時間両替できる
証明写真機は1,000円札しか入らない機械も多く、財布に高額紙幣しか入っていなかった場合、どこか別の場所に両替に行く必要があることも。その点セブンイレブンでは、レジにマルチコピー機を使いたい旨を伝えれば、24時間両替ができます。ATMもあるので、1,000円だけ引き出して、最小紙幣の両替、ということもできますね。
1-3.場所を知っている/近い
証明写真機の場所は探すのも一苦労。また設置台数もそこまで多くないので、自宅からかなり離れた場所にあることもしばしば。その点セブンイレブンは店舗も多く、場所も頭に入っているので、場所を探す手間がゼロになります。セブンイレブンが日本全国に21,000店舗以上ある(2021年1月現在)ことを考慮すると、証明写真機よりセブンイレブンの方が自宅から近いケースが多いのではないでしょうか?
1-4.撮影が自宅でできる
上下スーツを来て外に出る、のはなかなか時間がかかるもの。寒暖や風雨があると、ほとんど外のような環境の証明写真機での撮影は、気合が必要だったりします。その点自宅での撮影は、寒暖や風雨の影響を全く受けませんし、自宅で上半身だけスーツを着るだけで、撮影が可能になります。
1-5.撮り直しが無制限
証明写真機は撮り直しができるものの、回数に制限があり、納得のいくまで写真を撮ることができません。撮影した写真の中から、比較的マシな部類の写真を選んでプリントアウトしたものの、顔の表情、角度がどうもしっくりこなく、またお金を再投入して撮り直したことがある方も多いのではないでしょうか?この方法なら、撮り直しは無制限。撮り直しで費用が発生することはありません。
1-6.撮影データが100%残る
証明写真はデータ保持できない機種が多く、再度同じ写真が必要になったり、別のサイズが必要になった場合、また証明写真機に出向いて撮り直しが必要になります。
この方法では、自分のスマホに100%データが残るため、カメラロールから消さない限り、再度の撮影は必要ありません。
1-7.メリットまとめ
ここまでの6項目をまとめると以下の通り。
証明写真機 | セブンイレブン/マルチコピー機 | |
値段 | 600円〜1,000円 | 40円 |
両替 | 不可 | 24時間可能 |
印刷場所 | 探す必要あり/遠い | 探す必要なし/近い |
撮影 | 屋外 | 屋内 |
印刷前の撮り直し | 回数制限あり | 無制限 |
撮影データ | 残らない機種が多い | 100%残る |
セブンイレブン証明写真は、安いだけではなく圧倒的に便利であることが分かります。
メリットを十分に感じていただいたところで、この後は実際にスマホで証明写真を印刷するまでの手順を解説していきます。
大きく分けて以下の3ステップとなります。
STEP1)専用スマホアプリで証明写真を撮影
↓
STEP2)専用スマホアプリで証明写真をセブンイレブンのマルチコピー機へ転送
↓
STEP3)セブンイレブンのマルチコピー機で証明写真を印刷
2.専用スマホアプリで証明写真を撮影
2-1.専用スマホアプリ(無料)をダウンロード

証明写真撮影用のスマホアプリは複数ありますが、この記事ではリクルートが提供している無料アプリ「履歴書カメラ」を使った手順を解説します。
まずは上記リンクよりアプリをダウンロードします。
2-2.写真へのアクセスを許可
設定>プライバシー>カメラと選択して、「履歴書カメラ」の写真のアクセス許可を「すべての写真」にします。
※「かんたんnetprint」は3-2で解説するので、今は無視でOKです。
2-3.写真を撮影する
スマホで自分の顔を撮影します。
白やグレーの壁を背景に、スマホをやや上に持って、目線がやや上になるようにすると良い写真が取れます。
「頭の頂点」「あごのライン」に合わせることもお忘れなく。
2-4.補正する
「肌」の色や「くま消し」など簡単な補正ができます。
2-5.カメラロールに保存
証明写真のサイズを選択してカメラロールに保存します。
一般的な証明写真のサイズは以下の通りです。
3.0×4.0cm 履歴書、TOEIC
2.4×3.0cm 運転免許証
3.0×4.0cm パスポート、マイナンバーカード、住基カード用
このような「履歴書カメラ」のロゴが入った写真がカメラロールに保存されれば、履歴書アプリでの手順は終了です。
3.専用スマホアプリで証明写真をセブンイレブンのマルチコピー機へ転送
3-1.印刷用アプリ(無料)をダウンロード

印刷用のスマホアプリは複数ありますが、この記事では無料アプリ「かんたんnetprint」を使った手順を解説します。
まずは上記リンクよりアプリをダウンロードします。
3-2.写真へのアクセスを許可
設定>プライバシー>カメラと選択して、「かんたんnetprint」のトグルをONにします。
3-3.作成した写真を選択し、アップロード
・「かんたんnetprint」を起動
・右下の「+」ボタン>写真を選ぶを選択
・先程撮影した「履歴書カメラ」のロゴが入った写真を選択
設定は変更する必要がないので、写真に間違いがなければ、そのまま画面右上の「登録」をタップします。
3-4.プリント予約番号が表示されたらスクリーンショットを取る。
この番号をセブンイレブンのマルチコピー機で入力するため、スクリーンショットを取っておきます。
※プリント予約番号の有効期限は翌日の23:59までです。
4.セブンイレブンのマルチコピー機で証明写真を印刷
4-1.プリントを選択
最初のマルチコピーメニューから左上から2番目「プリント」を選択します。
4-2.ネットプリントを選択
プリントメニューの左上「ネットプリント」を選択します。
4-3.プリント予約番号を入力
予めスクリーンショットを取っておいた「プリント予約番号」を間違えないように入力します。
4-4.ファイル画像で転送した写真に間違いないことを確認し、「これで決定」を押す
40円であることが確認できます。
4-5.完成
しっかりした写真用紙にて撮影した写真が印刷されました!
5.こんな時どうする?
様々なケースに対して、臨機応変に対応できるのも、この印刷方法のメリット。よくあるシチュエーション4つをまとめました。
5-1.複数枚プリントアウトしたい場合
4-4の印刷画面の左下「部数」を必要枚数に変更します。複数の履歴書が必要な場合でも、単価40円で印刷できるので非常にリーズナブルですね。
5-2.後日同じ写真をプリントアウトしたい場合
プリント予約番号の有効期限内・・・再度4-1から手続きをやり直せば同じ写真がプリントアウトできます。
プリント予約番号の有効期限切れ・・・再度3-3から手続きをやり直せば同じ写真がプリントアウトできます。
5-3.以前撮影した写真を別の用途でプリントアウトしたい場合
履歴書カメラ>撮影する>右から2番目の写真アイコンをタップ。
カメラロールの中から以前撮影した画像を選択します。
あとは2-4と同様の手続きをし、サイズ選択時に、用途に合わせたサイズを選択します。
5-4.写真加工ソフトで補正した写真をプリントアウトしたい場合
履歴書カメラ>撮影する>右から2番目の写真アイコンをタップ
カメラロールの中から加工した画像を選択します。あとは2-4と同様の手続きとなります。
6.まとめ
画像付きの解説を見ながら操作すれば、誰でもできるセブンイレブンのマルチコピー機を使った証明写真印刷方法。
・安い
・早い
・便利
と、とにかく使わない理由がないので、ぜひ証明写真が必要になった際には、この記事をご活用ください!