この記事で紹介する本は「ドラゴン桜とFFS理論が教えてくれるあなたが伸びる学び型」。
FFS理論をベースに、個人の特性にあった学び方を紹介する本です。
FFS理論って何?
個人の特性にあった学び方って何?
そんな疑問に解決していく本となっています。早速見ていきましょう。
INDEX
1.この本の結論
「拡散型」「保全型」の2つの因子によって、それぞれで最適な学び方が異なる
ポイント1:FFS理論とは?
ストレス理論をベースに研究されたもの。環境や刺激に対する感じ方や捉え方は人それぞれ違います。その感じ方や捉え方の特性を5つの因子として軽量化したものがFFS理論です。
本書では、5つの因子のうち、学びに大きく影響する「拡張性因子」「保全性因子」の2つにフォーカスし、それぞれの因子に最適な学び方が紹介されています。
ポイント2:「拡張性因子」「保全性因子」の簡易診断方法
続いて、「拡張性因子」「保全性因子」それぞれどちらの因子が強いのかその診断方法をご紹介します。
ポイント
気になる本が複数ある場合、あなたはどちらのタイプでしょうか?
・同時に色々読む
・一冊読み終わってから次の本を読む
こちらは書籍内のドラゴン桜の漫画の中で教師が生徒に対して質問している問です。
この質問で、
同日に色々読む方・・・「拡張性因子」が強い
一冊読み終わってから次の本を読む方・・・「保全性因子」が強い
となります。
ポイント3:「拡張性因子」「保全性因子」とは?
それぞれ以下のような性質があります。
「拡張性因子」
面白いと思ったことは何でもやってみるタイプ。積極的で行動力があるが、飽きっぽい一面も。自由に動けない状況をストレスに感じる。
「保全性因子」
計画を立ててコツコツと進めていくタイプ。慎重で安全第一だが、なかなか行動できない一面も。予期せぬ事態が起きた状況をストレスに感じます。
ポイント4:「拡張性因子」「保全性因子」にあった学び方って何?
ここでは書籍の中から、目標の立て方というテーマでの1つの例をご紹介します。
「拡張性因子」タイプの目標の立て方
その目標に惚れる
です。これをやらないと飽きて次々に目標が変わってしまうためです。
「保全性因子」タイプの目標の立て方
目の前の登れそうな山に登る
です。これは、慎重すぎて一歩を踏み出しづらいためです。
このように目標の立て方一つ取っても、手法は全く異なります。
まとめ
個人の特性にあった学び方って何?という最初の疑問がざっくりでも掴んでいただけたかと思います。
書籍の中では、「習慣化」「苦手科目との向き合い方」「競争相手の設定」など、個性に合わせた様々な学び方が紹介されています。
また、詳しい自己診断もできるようになっているので、気になる方はぜひ手にとってみてください。